2025/11/18 17:45

リアドの灯火 ペンダントライト紹介

静寂の青と白が外側に佇み、内側には鮮烈な「光のマンダラ」を秘めるモロッコ陶器シェードのクラフト照明。迷宮都市フェズのリアドを飾るゼリージュ(モザイクタイル)を想わせる幾何学のリズムが、住空間に知的で洗練されたアクセントを添えます。消灯時は所有者だけが知る「隠された芸術」、点灯すれば光と影の対話で幻想的に目覚めるその二面性が、日常を劇的に格上げします。

ゼリージュはイスラム世界で育まれた抽象美と幾何学の結晶。360種以上のパーツが生み出す文様は、宗教的象徴と自然への敬意を色彩に託す文化の積層で、リアドの空間に知性と静謐をもたらします。この照明は、その精神性を現代の暮らしに溶け込ませるために設計された「灯す工芸」です。

美しさの核になる二つの魅力

  • 光のマンダラ:
    シェード内側のソケット周りに描かれた緻密な手描き模様が、消灯時には密やかな愉しみとして、点灯時には陰影と融合して立体的に咲き誇ります。外側の静寂と内側の情熱が共存することで、一般的な照明では得られない深い体験価値を生み出します。
  • ピュアホワイトの反射:
    内面の光沢ある白は光を歪めず、電球本来の色を正確に届けます。料理や素材の色が鮮明に立ち上がり、テーブルも手元もクリア。だからこそ中央のマンダラが一層鮮烈に引き立ち、空間のコントラストが美しく決まります。

仕立てと信頼性

  • 素材の格:
    無垢真鍮のソケットとブラウンの布製より線コードが、陶器の色彩に重厚な気品を与えます。経年で渋みが増す真鍮は、アートであり生活道具でもあるこの照明の存在感を支えます。
  • 日本での最終加工:
    モロッコで焼成された陶器シェードを、日本の工房で組立・耐久検査・最終検品。異国の情熱と日本の精緻な品質管理が交差することで、安心して長く使える「芸術照明」として完成します。

商品仕様

  • 生産国: モロッコ(陶器シェード)
  • 最終加工: 日本
  • 主要材質: 陶器、真鍮(ソケット部)、布コード(より線)
  • 陶器シェードサイズ: 直径 20.5 cm × 高さ 5.5 cm
  • 全体の高さ: 12.5 cm(シェード本体+上部真鍮ソケット含む)
  • コード長さ: 約 60 cm(より線布コード/ブラウン)
  • 重量: 約 0.7 kg
  • ソケット規格: E26(真鍮ソケット)
  • 設置・適応: 引っ掛けシーリング対応(一般的な日本の天井電源)
  • 適応空間目安: 約1畳前後~8畳程度

おすすめの使い方と演出

  • 下から見上げる視点:
    藍と白の幾何学の輪郭が柔らかく立ち上がり、中央のマンダラが光と影で呼吸する様子が最も美しく見えます。ダイニングでは会話と料理の色が自然に引き立ち、来客時には一灯で記憶に残る体験を演出できます。
  • 光源の選び方:
    電球色2700K前後・高演色LEDを推奨。光の純度を保ちながら陰影と色彩の階調を豊かに見せ、長時間でも快適な視環境を確保します。

静謐な外側、目覚める内側。その二面性が暮らしを豊かにする「リアドの灯火」。ゼリージュの精神を宿す模様と、真鍮がもたらす素材感、日本の職人が仕上げる信頼性。そのすべてが一灯に凝縮された、唯一無二のクラフト照明です。


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