2025/10/16 09:27

日々の暮らしの中で、ふと目に留まる灯りが、空間の印象を変えてくれることがあります。
それは、ただ明るさをもたらすだけではなく、心の奥に静かな余韻を残すような灯り。
今回ご紹介するのは、そんな灯りの力を持つクラフト照明「Tunisia × Japan 陶器ペンダントライト」。
異国の色彩と日本の手仕事が出会い、ひとつの器具に宿った美しい融合です。

この照明のシェードは、チュニジアで焼成された陶器を使用しています。
地中海の風土が育んだ鮮やかな色彩と、手仕事ならではの揺らぎが宿る模様。
その素材を、日本国内の工房で一点一点丁寧に加工・組み立て・仕上げを施すことで、照明器具としての安全性と美しさを両立させています。
異なる文化が交差することで生まれたこの照明は、空間に深みと温もりをもたらします。

この照明は、ダイニング、玄関やトイレ、廊下などの空間に吊るすだけで、日常の一角がふと特別な場所に変わります。
灯りがともると、シェードの模様が内側からふわりと浮かび上がり、壁や天井にやわらかな陰影を落とします。
その光は、まるで異国の風がそっと吹き抜けるような、静かで豊かな時間を運んできます。

複数灯を並べて吊るすことで、リズミカルな光の演出も可能。
空間に奥行きと動きを生み出し、まるで光のパレードが宙を舞うようなインスタレーションにもなります。

■ チュニジア陶器に宿る、幾何学模様の美しさ

この照明の魅力は、色彩だけではありません。
シェードに描かれた模様は、チュニジア独特の幾何学文様。
アーチ状の連続模様、花を思わせるシンメトリックな構成、点描のような装飾が織りなすリズム感。それらは、イスラム建築や地中海文化に根ざした装飾美の系譜を感じさせます。

幾何学模様は、単なる装飾ではなく、秩序と調和の象徴でもあります。
繰り返されるパターンの中に、手仕事ならではの揺らぎがあり、完璧すぎない美しさが宿る。
それは、機械的な量産品にはない、人の手が生み出す温度と余白です。

Tunisia × Japan 陶器ペンダントライトは、素材の背景と職人の技術が響き合うことで生まれた、唯一無二のクラフト照明です。
灯りを点すたびに、模様の表情が変わり、時間の流れが少しだけゆるやかになる。
そんな「光のある暮らし」を、ぜひこの一灯から始めてみてください。

あなたの空間に、彩りと宙の物語を。

■ 商品仕様

  • 生産国:日本(加工)
  • 材質:陶器(チュニジア製)
  • 陶器シェードサイズ(約):直径15.5cm × 高さ7.5cm
  • 全体の高さ(約):14.5cm(シェード本体+上部ソケット含む)
  • 重量:約0.5kg
  • コード:より線布コード(ブラウン)長さ60cm
  • ソケット:E26口金
  • 対応電球:LED電球40W相当以下推奨(電球別売)
  • 適応空間:1~6畳前後の空間
  • 注意事項:白熱球の使用はお控えください。電球熱により陶器表面に細かなクラック(貫入)が入る場合があります。

■ カラー展開:全2種

  • 藍花(あいばな)
    青藍をベースに、赤・黄色の花模様が浮かび上がる華やかで深みのあるデザイン。
    静けさの中に力強さを感じさせる、クラシカルな印象。夜の空間や落ち着いたインテリアに最適です。
  • 陽彩(ようさい)
    鮮やかなオレンジとイエローを基調に、アーチ状の装飾が軽やかに巡る明るく開放的なデザイン。
    朝の光や植物の緑と相性が良く、ナチュラルな空間に陽の気を添える、朗らかな佇まいです。